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2試合共に延長での決着!でも勝利国は予想通りのアルゼンチンとベルギー
ポジェッション対カウンターの対決は、
やっぱり力のあるチームが勝利へ!
本日行われた、決勝トーナメントの4日目
「アルゼンチン vs スイス」「ベルギー vs アメリカ」
決勝トーナメント1回戦の最後の試合となった2試合も、
決着はいずれも延長戦まで持ち越されました!
そして勝利国は予想通り、力のある国という結果になりました。
力のある国はポジェッションを高めて、じっくり崩しにいく。
普通に戦っては勝てない国は、守備をしっかり固めて、
奪ってからのカウンターに賭ける。
しっかりと解りやすいサッカーは、このレベルになるとゴールが生まれにくい状況に。
最後のゴールを生んだは、やっぱりメッシのパス
試合は、アルゼンチンが、スピードスターであるアグエロを欠いてのメンバー構成。
それでも、代わりに出場する選手が、ラベッシというあたりが層の厚さです。
前半から、スイスはフィジカルを利用して、守備を固めて、
アルゼンチンの攻撃をしっかりと防いでいきます。
特に、これまでのステージでも大活躍のメッシには、2人〜3人でマークを固めて、
ボールを持たせないディフェンス構成を見せます。
そして、ボールを奪うと、シャキリを中心にカウンター攻撃で、
幾度となくチャンスを作りますが、マスチェラーノを中心とした、
アルゼンチンの固い守りの前の得点が奪えません。
この流れが、前半・後半とずっと続き、勝負は延長戦に突入。
そして、PK戦に突入するかと思われた延長後半13分に、メッシが輝きを放ちました!
中盤でボールを奪ったアルゼンチンは、中央でメッシがパスを受けてドリブル開始!
そのままシュートを打つかと思われたペナルティーエリア前で、
右サイドに走り込むフリーのディ・マリアへスルーパス!
スイスディフェンダーはついていけず、
ディ・マリアが左足ダイレクトで合わせて、決勝ゴール!
ここから、スイスも残り時間で猛攻撃を見せるも、
終了間際のヘディングシュートもポストに嫌われタイムアップ!
結果的には、アルゼンチンが予想通りのベスト8進出となりました。
試合後のインタビューでメッシは、最後のパスについて、こう言及しています。
「最初は自分でシュートまで行こうかと思った。
でも、ディ・マリアがいるのが見えたんだ。だからパスを選んだ」
▲ ハイライト アルゼンチン VS スイス
壮絶な試合を制したのは、7大会ぶりのベスト8となったベルギー
試合は、ベルギーの勝利となりましたが、
まさにアメリカのゴールキーパー「ティム・ハワード」の試合だったと言えます。
ハワードでなければ、10点入っていてもおかしくない程のチャンスがありました。
ベルギーは、負傷者続出で、ロシア戦でゴールを奪った19歳のオリジを起用し、
ルカクをベンチに置くというスタメン。
前半から、自力で勝るベルギー代表が猛攻を見せるも、
GK ハワードの再三の好セーブで、全てを跳ね返す展開となりました。
この流れがいつ変わるのかと思われましたが、終始変わることはありませんでした。
ベルギーが攻める。ハワードが止める。奪ってカウンターを仕掛ける。
この繰り返しの90分で、試合は勝負がつかず0対0のまま延長戦に突入。
ここでベルギーは、延長戦前半からルカクと投入するとすぐに結果が出ます。
延長前半3分に、デブライネが見事な切り返しからのシュートで先制点。
31本目のシュートがようやくゴールネットに突き刺さります!
そして、15分には、投入されたルカクが追加点を奪取。
アメリカは、最後に見事なボレーシュートで1点を返すも試合終了。
ベルギーは、86年メキシコ大会以来7大会ぶりのベスト8進出を決めました!
でも、この日マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたアメリカ代表で、
プレミアリーグのエバートン所属のゴールキーパー ティム・ハワードは、
本当に素晴らしい活躍でした。
▲ ハイライト ベルギー vs アメリカ
これで、決勝トーナメントのベスト8が全て決まりました。
全て予想通りで、グループ1位通過の国だけが残る事に。
ここからが、本当の熱戦が見られるでしょう!
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